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2023年4月からワクチンに変更点があります
以下の記述には「見込み」も含まれます
*定期接種の子宮頸がんワクチン*
今までのガーダシル(4価)に加えて
シルガード9(9価)が使えるようになり、
14歳以下の女児は、2回接種も認められます。
(院長は、シルガード9の2回接種をおすすめします)
すでに1回目をガーダシルで接種した方や15歳以上方は
3回接種が必要です.
なお、免疫力が低下している方は3回接種を院長はおすすめします。
1回目をガーダシルで始めた方も途中からシルガード9に変更(交互接種)する
ことを院長はおすすめします。日本では「シルガード9」という名称になっていますが
他の国では「ガーダシル9」と名付けられた「ガーダシル」のバージョンアップした
薬剤です。日本でも「医師とよく相談し、交互接種を選択するのは差し支えない」と
されるようです。
*12歳以上の新型コロナワクチン*
3月までの接種方法が5月7日まで続きます。
(1・2回目の方は当院では接種できません)
5月8日~8月31日は高齢者や重症化リスクの高い方などの接種のみ
となります。
9月以降は、全員が接種対象者になる見込みです。
(使用するワクチンはまだ未定です)
(院長は、オミクロン対応2価ワクチンをまだ接種していない方は
ぜひ4月中に接種していただきたいと思っています)
*5~11歳の新型コロナワクチン*
未接種の方は、従来株1価ワクチンで1・2回目を接種できます。
3回目はオミクロン(BA.4-5)対応2価ワクチンになり、
最後の接種から3ヶ月以上の間隔をあけて接種します。
(3回目に従来株1価ワクチンを接種した人は、3ヶ月以上の間隔をあけて
4回目としてオミクロン対応2価を接種できます)
(院長は、オミクロン対応ワクチンをまだ接種していない方は
ぜひ接種していただきたいと思っています)
*生後6ヶ月~4歳の新型コロナ*
3月までの接種方法が令和6年3月まで延長になりました。
(院長は、オミクロン対応ワクチンではないのですが、
ぜひ接種していただきたいと思っています)
*四種混合ワクチン*
今までは生後3ヶ月からしか接種が認められていませんでしたが、
生後2ヶ月から接種できるようになります。
これにより罹ると危険な生後6ヶ月未満の百日咳が
10-15%(約100例)程度減らせると推定されます。
(院長は、4月以降に生後2ヶ月からのワクチンを接種する方から
四種混合を1回目に接種します。
そして、四種混合とヒブワクチンが一緒になった五種混合の
定期接種化を望んでいます)
2023/03/25記載
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【新型コロナの検査について】
神奈川県では、医療用抗原検査キットを家庭に常備
することをおすすめしています。 「ご家庭には必ず医療用抗原検査キットを常備しましょう!
(神奈川県のHPにとびます)
新型コロナかどうか知りたい場合は、
ぜひご家庭で抗原検査していただきますように
お願いいたします。
自宅での抗原検査が陽性の時には当院へご連絡ください。
(ただし診察料がかかります。電話での説明にも診察料がかかります。
コロナにかかって必要になる薬代はかかりません)
重症化する可能性がある場合には受診していただき
診察させていただきます。
軽症の場合には、ご家族の方に来ていただき、
療養中の注意点などをご説明(2022.09.26改訂)いたします。
説明や処方が不要の場合には「陽性者登録窓口」
を選ぶこともできます。
(この場合は料金はかかりません)
当院での新型コロナ検査についてお話しします。
当院では、抗原(定性)検査とPCR検査(院内あるいは外注)を
組み合わせて検査します。
(当院は院内にPCR検査機器を保有しておりますので
1時間でPCR検査結果が判明します)
1: 抗原検査 利点は早く結果が出ること。5-30分(強陽性の人は1分以内)で
結果がでます。
欠点は、鼻からの検査が必要なこと、
抗原量が少ない場合は陰性(「偽陰性」といいます)となってしまうこと、
逆に本当は陰性なのに間違って陽性に見えてしまうこと(「偽陽性」)も
あります。
唾液で検査できる医療用抗原検査が発売されました。
しかし、鼻から抗原検査した場合より陽性率が低いことが欠点です。
2: PCR検査 利点は、正確なこと。 唾液からでも検査できること。
欠点は、結果が出るのに1時間かかること。
院内検査では、 1時間後に検査結果をお電話でお伝えしています。
(1検体につき1時間ですので、混んでいるときはもう少し時間がかかります)
(当院はPCR検査機器を4台保有しております)
外注検査の場合は、 翌日夕刻あるいは翌々日になります。
唾液でできる事が大きな利点ですが、
時に、唾液で陰性だが鼻咽頭では陽性
という場合もあります。
抗原検査と院内PCR検査は、試薬の納品が滞ることがあることも大きな欠点です。
オミクロン株では、潜伏期間が短いことにも注意が必要です。
1週間たって発症することもありますが、はやいと1-2日で発症します。
外注PCRで結果が2-3日後に判明する場合、
「陰性の結果をもらったときには、すでに発症していた」
ということだって、あり得るのです。
当院では、鼻から2本の綿棒で検体を採取します。
(言われなければ2本とはわかりません=院長の巧みな技です)
1本の綿棒でまず抗原検査を施行します。
抗原検査で陽性が出れば新型コロナ確定と考えます。
抗原検査が陰性であったり、うっすらとしたラインしか出ない場合には
もう1本の綿棒でPCR検査を追加します。
どうしても鼻からの検査が嫌な人は、最初から唾液でPCR検査をします。
小児のオミクロン株では
発熱もほとんどが1~2日で、
2~3日後には元気になっています。
某病院の小児科部長の話では、
小児のコロナ入院例は少ないが、
入院するのはほとんどが1歳未満、ときに1歳代、
症状としては、RSウイルスの細気管支炎に似ているが、
RSより短期間で改善する、とのことです。
時に小学校高学年や中学生がけいれんを起こして
搬送されてくるとのことです。
当院でも、小学校高学年や中学生で「熱せん妄」
の症例が何例かありました。
こどもには軽症で済む新型コロナを
おじいちゃん・おばあちゃんや
持病のあるお父さん・お母さんにうつさないようにしましょう。
検査が必要と判断した症例には、
今まで通りに積極的に検査を提案させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
【お知らせ】
患者さん方が検査試薬を購入する場合は
「研究用」と書かれたものは絶対に購入しないように
してください。
まったく当てにならない「研究用」試薬*が出回っています。
神奈川県の「抗原検査キット販売薬局検索システム」に
でている薬局で購入することをおすすめいたします。)
唾液から検査するものは感度が低いので、
鼻腔検体のものをおすすめします。
インフルエンザとコロナが同時検査ができるものも発売されています。
*2021年8月に、「抗原検査キット 唾液 研究用」というのを通販で10個購入し、
当院で試用してみました。(今でも「オミクロン対応」として売られています)
当院の抗原検査(そのときはロシュ社製)で陽性に出た人に
「抗原検査キット 唾液 研究用」と当院のPCR検査をおこないました。
(当院のPCR検査では、Ct値といっておおまかなウイルスの量が分かります)
当院の抗原検査で陽性に出た6人中、
「抗原検査キット 唾液 研究用」で陽性になったのは1人だけ。
陽性になったのは、ウイルス量のもっとも多かった人(Ct値24)でした。
6人中5人(Ct値32、35、35、37、39の5人)は
「抗原検査キット 唾液 研究用」では陰性でした。
はやく診断したい、と思う場合には、まったく使い物になりません。
2022/02/01記載 02/20、02/24、04/24、7/10、7/23、12/30追加 |
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【新型コロナワクチンについて】
【12歳以上】オミクロン株対応コロナワクチン
(ファイザー社製)の接種を、おこなっています。
「新型コロナワクチン予防接種についての説明書」(ファイザー社)
をお読みください。
当院で使用しているのは、オミクロン株(BA.1)対応コロナワクチンです。
従来株1価ワクチンを2回以上接種した12歳以上の全ての方が接種対象です。
前回接種日から3か月以上経っていれば接種できます。
オミクロン対応ワクチンは、(今のところは)ひとり1回だけの接種です。
【5歳から11歳】小児接種を当院でもおこなっています。
「小児接種の効果と副反応について」(横浜市のHP)
をお読みください。
まず、1・2回目接種(初回接種:従来株1価ワクチン)を受けましょう。
接種間隔は3週間(当院では4週間)です。
「初回接種終了後5か月3ヶ月を経過した5歳から11歳までの方」
には3回目(オミクロン株対応2価ワクチン)を接種します。
3回目にすでに従来株1価ワクチンを接種した人は、
3ヶ月経っていればオミクロン株対応2価ワクチンを接種する事ができます。
11歳で小児接種を開始し最終接種終了後3ヶ月を経過して12歳
になっている方は、12歳以上のオミクロン対応ワクチンの対象者です。
【生後6ヶ月から4歳】乳幼児接種を当院でもおこなっています。
「乳幼児接種の効果と副反応について」(横浜市のHP)
をお読みください。
乳幼児は、3回接種して初回接種が完了となります。
1回目と2回目の接種間隔は3週間(当院では4週間)で、
2回目と3回目の接種間隔は8週間です。
この接種方法は、2023年4月以降も継続されます。
日本小児科学会は、定期接種のワクチンを優先したうえで、
新型コロナワクチンの接種をしていただきたいと考えています。
「6 か月~4 歳の小児に対する新型コロナワクチンを含めた
予防接種スケジュールについて」(日本小児科学会)
以下、小児科学会の接種スケジュールの一例を示します。
なお、体調がすぐれない場合は、体調が回復してから接種することが大切です。
「生後6ヶ月の接種例」:BCG <4週間> 新コロ(1) <3週間(当院では4週間)>
新コロ(2) <2週間以上> B型肝炎(3) <2週間以上/新コロ(2)から8週間> 新コロ(3)
「生後8ヶ月の接種例」:B型肝炎(3) <2週間> 新コロ(1) <3週間(当院では4週間)>
新コロ(2) <8週間> 新コロ(3) <4週間> 1歳の予防接種
「生後12ヶ月の接種例」:1歳の予防接種 <4週間> 新コロ(1) <3週間(当院では4週間)>
新コロ(2) <8週間> 新コロ(3) <4週間以上あけて> 1歳半の予防接種
オミクロン株になって、小児の発症が多くなり、
乳児-11歳の年齢層にも積極的に接種していただきたい
と院長は考えます。
小児科学会に報告されている新型コロナにかかった
小児例の統計では、オミクロン株になって
発熱 : 「4割」→「8割」(=「初期(2021年7月まで)は
感染した小児の4割の人が発熱したが、
オミクロンになって8割の人が発熱をする」)
けいれん1-4歳 : 「100人に1人」→「10人に1人」
5-11歳 : 「200人に1人」→「30人に1人」
咽頭痛 : (初期は統計なし)→「3-4人に1人」
悪心・嘔吐 : 「あまりなかった」→「5-11歳の6-7人に1人」
と、症状が出る人が多くなったようです。
一方、ワクチン副反応では、5-11歳は
局所の痛み、だるさ、発熱、、頭痛など
頻度はいずれも他の年齢より少ない。
一番起きて欲しくない心筋炎の副反応は、
米国での5-11歳の870万回のファイザー製ワクチン接種で
11例の報告があったが、全員回復した。
以上より、5-11歳の年齢層にも新型コロナワクチンは
積極的に接種していただきたいと考えています。
妊婦さんに対する新型コロナワクチン接種と
生後6ヶ月から11歳の乳幼児・小児に対する接種は、
以前は「努力義務のない接種」でしたが、
安全性に関する多くのエビデンスが集積されたことより
努力義務の適応となりました。
この欄の記載を最後までよくお読みになってから 当院の予防接種予約サイトで
予約をお取りください。
◇ 予約には、当院の診察券番号+誕生日(4ケタ)と
郵送されてきた接種券の券番号の入力が必要です.
◇ 当院の2回目は、1回目の4週間後 の同時刻に接種します。
2回目の予約は不要です。
(4週間後が当院の休診日の場合は、
5週間後となります)
4週間後の都合も考慮し、1回目の予約をお取りください。
アメリカでは、1回目と2回目の接種は 4週間以上の間隔をあけることにより、
心筋炎のリスクが減少し、抗体反応(ワクチンの有効性)が高まる、と
考えられるようになってきています。
接種開始当初の接種間隔は、日本と同じく3週間でしたが、
今では3~8週間(モデルナは4~8週間)(特に12歳から39歳の男性には、
8週間の間隔が最適化もしれない)となっています。
当院では、1回目と2回目の間隔を原則4週間とさせていただきます。
「どうしても3週間が良い」という人はお申し出ください。
なるべくご希望に沿うようにいたします。
・当院では一般診療が始まりますと、新型コロナ接種後に
15分間待っていただく場所がありません。
ぜひ、来院は時刻厳守でお願いいたします。
◆成人の方にも、より多くの方に早く受けていただきたい
と思いますので、
新型コロナに関しては「親だけの接種も可」といたします。
診察券番号は、お子さんの5桁の番号の前に
お父様は"10"を お母様は"20"をつけた 7桁の番号を、
生年月日4桁は、子どもさんのものを使い
予約をお取りください。
◆ 16歳未満の方が新型コロナワクチン接種を受けるには、
保護者の方の同伴と、予診票に保護者の方の署名等が
必要になります
◆ 新型コロナワクチンは
インフルエンザ以外の他のワクチンとの同時接種はできません。
新型コロナワクチン前後2週間は、
インフルエンザ以外の他のワクチンの接種はできません。
(参考:アメリカでは、新型コロナと他の接種の同時接種を認められています)
「インフルエンザだけは新型コロナとの同時接種、あるいは
新型コロナとの間隔はいつでも良い」こととなりました。
新型コロナを接種した1週間後にインフルエンザワクチンを接種
するのは「OK」ですが、
新型コロナを接種した1週間後にインフルエンザと日本脳炎を同時接種
するのは「ダメ」ということです。
よくご理解ください。
◆ 新型コロナワクチンと乳がん検診について
新型コロナワクチンを接種すると、正常でも
腋窩リンパ節の腫脹が見られることがあります。
この時期に、乳がん検診をお受けになると、
乳がんを疑われてしまうことがあります。
お急ぎにならない乳がん検診は、
新型コロナワクチン接種後6~10週間空けてから
お受けになってください。
◆ 新型コロナにかかった人にワクチンは?
通常通りの接種をおすすめします。
いつから接種できるかは、主治医にご確認ください。
米国CDCからは、
「隔離の基準が満たされてから」、
「モノクローナル抗体または回復期血漿での治療を受けた場合は、
治療から少なくとも90日以降に」接種するようにとされています。
英国公衆衛生庁からは、
「症状発現もしくは無症状での検査陽性から約4週間、
また臨床的回復してから」接種するようにとされています。
◆ 当日の持ち物
・本人確認書類(健康保険証、運転免許証など)
・予診票(必要事項を前もってご記入ください)
・接種券と予防接種済証
(横浜市の場合は1枚のシール付き台紙になっています。
シールは剥がさずにお持ちください)
◆ 注意事項
・当日は肩を出しやすい服装で、マスクをして
予約時間の5分前にお越しください。
(密集を避けるため、早すぎるご来院はご遠慮ください)
・予約の変更は、ワクチンが無駄になることがありますので
なるべくご遠慮ください。
当院ではワクチンを無駄にしないように
また、一人でも多くの方に接種を受けていただきたく、
しかも、一般診療、通常のワクチン接種もおこないながら
接種をすすめていきたいと思います.
皆様のご理解とご協力をお願いいたします.
2021/07/25記載 10/13・12/30・2022/02/20・2/26・4/24・7/10・9/14・11/1・12/30追記
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【当院受診の際のお願い】
当院では、感染症をお持ちの方が他の来院者に
うつさないように気を配っております。・・・・・・・・・
1: 必ず予約をとって来院ください。・・・・・・・・・
「一般診療」と「かぜ症状のない人の外来」があります。
「かぜ症状のない人の外来」は
「発熱や咳、嘔吐が3日以上ない人、元気な人」
だけを診察する時間帯です。・・・・
大待合室では、各家族は2m以上離れて
お待ちいただくようにしております。・・・・・・・
咳のでる患者さんや待合室でも大泣きしてしまう子どもさんは、
保護者の方がマスクの上からタオルなどで覆うようにしてください
予約時間を守って、受付番号順の診察に
ご協力ください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2: 当院が初めての方あるいは、「大至急、診察が必要」、
「予約が取れないが、今日中に診察を受けたい」
とお考えの方は、必ず受付へお電話(045-846-1088)
くださるようお願いいたします。
予約のない方は、直接来院されても受付できません。
当院通院中の患者さんで・・・・・
「喘息発作で急に苦しくなった」・
「陥没呼吸があり苦しそう」・・・・・
「急に腕を動かさなくなった」など
急な受診をご希望になる方は、
受付へ直接お電話ください。・・
3: 来院時には玄関で手指のアルコール消毒を・・・
お願いいたします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4: 待合室内ではマスクの着用をお願いいたします。
ご協力ください。
2014/03/28記載 07/15・12/30追記 |
【新型コロナに対する当院の取り組み】
当院では、
【新型コロナウイルスのPCR検査と抗原定性検査、抗体定性検査】
が施行可能です。
PCR検査は
院内検査では約1時間で結果がでます。
外注では翌診療日に結果がでます。
検体は、鼻咽頭ぬぐい液あるいは唾液です。
唾液は綿棒をなめるだけでも検査できます。
PCR検査では、ウイルスの量が多いか少ないかがある程度分かります。
抗原定性検査は、
10-30分で結果が判明します。
検体採取は、鼻咽頭から採取します。
(インフルエンザとコロナ抗原検査が同時に検査できるキットも当院では使用しております)
症状が出ている症例では、
当院でおこなっている抗原定性検査はほとんどが陽性に出ます。
当院で、抗原定性検査陰性、PCR陽性だったのはごく希にあります。
2週間程度前に発症したと思われる症例や発症直後の例です。
逆に、抗原定性検査陽性、唾液PCR検査陰性だった症例が1例ありました。
この症例は再検査させていただきましたが、
2日後にも抗原検査陽性、唾液PCR検査陰性で、
鼻咽頭ぬぐい液PCR検査は陽性(デルタ株)でした。
当院では症状が出ている症例は、原則的に
抗原検査とPCR検査ができるように一度の検査手技で
2本の検体を採取します。
そうすることにより、
早期に診断が付き、早めに対処することができます。
いずれも検体採取は、
WHOの基準を満たす「陰圧室」でおこないます。
PCR検査や抗原定性検査が陽性に出た場合は、
保健センターの指示に従っていただきます。
PCR検査や抗原定性検査の検査料金自己負担分は
国が負担してくれますので、
患者さんの負担はありません。
通常の診察料などの負担は
していただきます。
いずれも院長が検査が必要と判断した場合のみ検査をおこないます。
患者さんが感染を心配されている場合も検査をおこないます。
陰性証明の発行を希望されての検査は、
当院では全額(診察料+検査料など)自己負担となります。
郵送でできる検査機関(リプロセルなど)をおすすめします。
2020/07/28記載(09/15、09/27, 2021/03/28、04/24、12/30追記)
【新型コロナの治療薬について】
「抗体療法」は、「カクテル療法」と呼ばれた製剤(ロナプリーブ)は、
オミクロン株には効果が激減するとのことで、
「投与は推奨されない」とされています。
オミクロン株になってもよく使われていた「ソトロビマブ」(ゼビュディ)
も、最近の流行株であるオミクロン亜種「BA.2」には効果が低いこと
がわかり、「他の治療薬が使用できない場合に本剤の投与を検討
すること」という注意書きが加わりました。
クリニックではモルヌピラビル(商品名:ラゲブリオLAGEVRIO)が
処方できます。(院内に在庫があります)
これはオミクロン株にも効果は変わらないとされているようです。
モルヌピラビルは、もともと抗インフルエンザ薬として
開発が進められていたもので、
他のRNAウイルスにも活性があることが分かっていたので、
2020年3月から新型コロナに対する試験が開始されました。
新型コロナ症例は、投与により入院または死亡が
約30%(当初は50%とされていました)減少するとされます。
骨や軟骨の形成異常の可能性があるため対象年齢は18歳以上です。
胎児への影響も懸念されるため妊娠中の服用も推奨されません。
小児科である当院で処方する症例は少数だろうと思われます。
もうひとつの飲み薬に商品名:パキロビッドPAXLOVIDがあります。
パキロビッドは、ファイザーの新たな抗ウイルス剤(ニルマトレルビル)と
抗ウイルス剤分解抑制薬のリトナビル(抗HIV薬としても使用)の合剤です。
入院・死亡リスクが88%減少するとされ、
アメリカでは12歳体重40kg以上に
モルヌピラビルより先に緊急使用が認められました。
ただし、リトナビルには併用してはいけない薬剤や併用に注意する薬剤が
多数(グレープフルーツと一緒に服用してはいけない薬剤が該当)あり、
その他高血糖などの副作用も報告されていますので、
使用法がやや難しいです。
塩野義製薬が開発した経口薬(ゾコーバXocova)が
認可されました。12歳以上に認められましたが、
やはり飲み合わせに注意する薬剤が多数あります。
当院でも処方ができるようになりました(在庫があります)。
【当院の換気について】
当院は、各部屋の空気を換気ダクトを通じて
外部へ強制的に排出するシステム
になっております。
第2待合室は陰圧装置を設置して、
WHOの基準を満たす-2.5Pa以下の「陰圧室」としました。
高機能フィルターを通して院外へ強力に排気をします。
新型コロナが疑われる人の診察室、検体採取室としても
使用いたします。
大待合室、第2待合室、診察室、処置室に
紫外線空気殺菌装置を設置しております。
今後も、皆さまのお役に立てるクリニックであるように
努力して参ります。
2020/03/01記載( 2021/09/05・12/30・2022/04/24・12/30追記)
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予防接種予診票(pdf)
おたふくなど・三種混合など自費接種用予診票はこちら |
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